便のにおい

便秘をすると体臭が便のにおいになる、ということを聞いたことがありませんか。便が腸に長い間とどまっていると、便から発生するガスが体内に吸収され、それが汗、皮脂と一緒になって体臭として周囲ににおいを放ってしまうとか・・・それは、便には腐敗物が含まれているからです。腸に長くとどまれば、その分腐敗は進み、においも強くなっていきます。また、よく噛まずに飲み込むと便は臭くなります。これは、本来なら口の中で噛むことで唾液の酵素により分解されてから胃に行くべき食物が、その段階を飛ばして胃に下ろされ、消化不良を起こし、腸で栄養として吸収されずに腐敗材料となってしまうからです。またストレスも便臭を強くする原因のひとつになります。

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ストレスを感じると、胃や腸の酵素の働きが狂ってしまったり、腸の動き自体も鈍くなってしまいます。そのため腸の中で、食べた物の腐敗が進んでにおいが強くなってしまうのです。便のにおいを少しでも軽くするために、食べた物をいつまでもからだの中にとどめておかないことです。栄養のあるものを「楽しいな」「おいしいな」と感じながら、よく噛み味わってから飲み込んでください。食物繊維の豊富なものなら、自然によく噛むようになります。水分もたっぷりと摂りましょう。食事の時間は楽しい時間であるべきです。ストレスを感じることなく、ゆったりと楽しく食事をし、からだに栄養を十分吸収させ、よい便が出るようにしましょう。

体臭について知っておきたいこと。

体臭が気になるのはどのようなときでしょうか?

 仕事の営業で訪問した先であったり、友人と過ごすランチタイムであったり、通学電車の中であったり、人それぞれだと思います。しかし、場面はそれぞれであっても、どの人でも毎日の生活習慣を見直すことで、体臭は改善されていくものです。

 当サイトでは体臭に関する様々な知識をお話するとともに、においを防ぐための対策についても紹介します。普段、自分のにおいが周りの人にどう思われているのか気になる方は是非ご一読下さい。今まで気づかなかったことがわかったり、今まで全く気にしていなかったけれど、少しケアしていみようと感じるかもしれません。

 体臭のことが気になる方は、予防、対策として、まず毎日の暮らしを送る上で、以下のようなことに気をつけてみてください。

●いつも清潔にする

 毎日お風呂に入ってからだを清潔に保つことはもちろんのこと、常にハンカチやタオルを携帯し、汗をかいたらすぐ拭き取るようにしましょう。からだを清潔に保つことで、皮膚表面の雑菌の繁殖を防ぎます。

●吸湿性、通気性のよい衣服を着用する

 下着や衣類は綿素材の吸湿性のよいものを選び、汗が悪臭に変わる前に発散させてしまいましょう。

●和食中心の食生活をこころがける

 野菜や穀物、魚が食卓に並んでいた昔の日本には、体臭の強い人は少なかったといわれます。低脂肪高繊維、植物性の食べ物を積極的に登場させましょう。

●動物性タンパク質や動物性脂肪の摂取量を減らす

 肉類やバター、チーズなどの乳製品には、体臭の原因となる動物性タンパク質や脂肪が多く含まれています。

●緑黄色野菜をたっぷり摂取する

 野菜に含まれる食物繊維は、腸内のにおい成分をまとめて排出してくれるだけでなく、便秘解消にも役立ちます。便秘は体臭や肌荒れにもつながります。

●お酒、タバコ、香辛料を控える

 根本的に体質を改善し、健康なからだを作ることは、体臭予防にも役立ちます。

●ストレスを上手に発散させる

 精神的ストレスは、からだの生理機能低下を起こしたり皮脂の分泌を促すなどして体臭や多汗の原因となります。

●体臭の原因となる疾患がある場合は治療しましょう

 肥満や肝障害、腎障害、糖尿病などがあると、血液中ににおい物質が増えてしまいます。

 生活習慣を見直し、体臭を気にせず健康的な毎日を送ってください。

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