いびきと睡眠時無呼吸症候群についてお話します。|睡眠障害の知識と対策
睡眠中は、舌の筋肉や喉の奥の筋肉が緩むことで、気道が狭くなります。そして、口内の軟部組織が振動することで起こる音が「いびき」なのです。また、お酒を飲み過ぎたときや、非常に身体が疲れているとき、扁桃腺炎や鼻炎などの病気のときも、いびきをかきやすいです。 いびき対策としては、いくつかの方法があります。 寝るときは、あおむけで寝ると気道が狭くなるので、横向きに寝るようにしましょう。また、気道を確保しやすくするために、高めの枕にするのも効果的です。生活習慣の面で、見直すことも大事です。
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肥満気味ならばダイエットを心がけたり、お酒の飲みすぎの人は控えめにするようにしましょう。いびきには、心配のないいびきと、危険ないびきがあります。 軽いいびきなら、他の人に迷惑を与えてしまうかもしれませんが、健康上では特に心配しなくてもよいです。しかし、中には「睡眠時無呼吸症候群」という睡眠障害にかかっている人もいます。この病気は、寝ている間に、10秒以上の無呼吸の状態が続き、それが1晩の内に30回以上も起きる病気です。この病気の人は、大きないびきをしたあとに、急にいびきが止まって無呼吸の状態になります。そしてその後、「ヒュー」という空気が抜けたような音がしたり、「グググッ」というような大きないびきをするようなら、睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。無呼吸の時は、酸欠状態にあり、動脈硬化や高血圧などの原因になります。また、心不全や脳梗塞などの重大な病気になる場合もあるので、非常に注意が必要です。
睡眠障害という言葉をご存知でしょうか?
「常に眠たくてたまらない」といった症状や、逆に「毎晩なかなか寝られない」、「寝付きが悪い」といったことまで、睡眠に関する様々な障害のことを指します。睡眠障害という自覚がなくても、体調を崩したり、原因不明の体調不良が実は睡眠障害によってもたらせれていることも多く見受けられます。
自分が睡眠障害であることを自覚がある方でも、いざ病院に行こうかと思い立っても何科で診てもらえばいいのかわからないという場合も結構あるのではないでしょうか。そのようなときに総合病院など大きな病院に行く場合は、精神科や精神神経科、心療内科などが専門なので、そちらで診てもらうことをお薦めします。あなたの様な状態に陥っている患者さんをよく知っていると思うので、生活面でのアドバイスをしてもらったり、場合によっては睡眠薬を処方してもらえるでしょう。それでも、症状がなかなかよくならない場合は、睡眠障害を専門としている病院を紹介してもらいましょう。病院で受診する前に、自分の不眠の状態を整理してメモしておくと、診察がスムーズに進められます。
当サイトでは睡眠障害にまつわることを様々な切り口でお話します。まず、睡眠障害には一体どういったものなのかを認識して頂くために睡眠に関する基本的なことについてお話します。その上で、色々とある睡眠障害の種類についても触れます。
睡眠障害の自覚がある方には有効な対策についてお話するとともに、薬を服用する際の注意点や、病院に行く前に自分の睡眠について調べておきたいことなどを説明します。
少し体調がおかしい時期が続いているという方や、最近寝付けなくなったという方、はっきりと睡眠障害の自覚がある方には勿論のこと当サイトをご一読頂き、何か参考になれば幸いです。
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