~ 火災報知機の設置が義務化されました ~ 火災報知機の設置箇所
火災報知機の設置が義務化されましたね。
さて、では購入した火災報知機を一体どこに設置すれば良いのでしょうか?
イマイチわからないという人もおられるかと思います。
ただ、義務化される以上は、これらの事を知らないでは通らないので、しっかりと学んでおきましょう。
火災報知機の設置箇所は二パターンあります。
一つは天井。
もう一つは壁です。
床に付ける事はありません。
天井と壁のどちらに付けるかは、購入した火災報知機のタイプ次第です。
逆に言えば、どちらに設置すべきかを予め決めておかないと、いざ購入した後で変更ができず、買い直さなければならない事態になりかねません。
予め、どこに設置するかを決め手から購入するようにしましょう。
天井に設置する場合、そのメリットはデザイン的に邪魔にならないというところにあります。
よくお店などに警報機が設置されていますが、その多くが天井に設置されています。
これは、来店するお客の視界に入れないためです。
侵入者に気付かれないようにという配慮もありますが、大きな理由は前述のものです。
外見も照明と何ら変わらないようなものなので、デザイン的に違和感なく建築物に馴染みます。
これは一般家庭にも同じ事が言え、訪問者に対して自分の家を見せる際には、やはり温かみのある空間を提供したいものです。
そういう意味で、天井への設置は大きなメリットとなります。
一方、壁に設置するメリットは、取り付けと取り外しが簡単で、設置箇所にも融通が聞く事です。
天井だとどうしても取り付けが難しく、梯子も用意しなければなりませんし、コードを引っ張るのも面倒です。
それに対し、壁に設置するのであれば、設置が簡単な上に設置可能な箇所の面積も広いので、取り付けが楽です。
取り外す際にも、わざわざ梯子を用意する必要がありません。
火災報知機設置の義務化の前に、どこに報知機を付けるかある程度目星を付けておきましょう。
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住宅家屋には火災報知機を設置することが義務づけられています。
新築に関しては2006年6月から、既存の住宅においては2008年6月以降からとされています。
個人が所有する住宅という物件に警戒設備の義務を命じるのは初めてのことです。
どういう目的で義務化という運びになったのでしょうか?
火災報知機は火事や火事に発展する可能性を察知し、一早く周囲に警告を発する警戒設備です。
火事を未然に防ぎ、避難を促すことが可能になります。
火災報知機を設置する目的というのはまさしく、それらを強化する目的といえるでしょう。
また、心理的な効果もあります。
火災報知機を設置することで「危機意識」を持つ機会が増えるからです。
認識の上で火を扱う場合でも、うっかりアラームを鳴らさぬよう気をつけるようになるのではないでしょうか。
それによってそれまでより一層注意しながら扱う・・・といった効果も期待できます。
火災報知機はそこにあるだけで「火事に対する注意の喚起」を呼び起こしてくれます。
しかしながらそれぞれの家庭では経済的な事情もあり、義務付けを負担に感じる方も少なくないかもしれません。
火災報知機は高価ではありませんが、生活費から捻出してまで買わなければいけないものなのか・・・ということ自体を疑問に感じる方もいらっしゃるでしょう。
「義務」はすなわち「強制」ですので、個人の考え方がどうであれ決定に従わなければいけないのが現状です。
しかし今後は、反対派の意見も考慮しさまざまな方向も模索する必要もあるといえるでしょう。
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