「基礎代謝量」の違い(2)

「基礎代謝」は、ダイエットを考えている人にとって重要なポイントとなります。

そして、「基礎代謝」は個人によって様々です。

性別や年齢により大きな違いがありますが、その他にも、人種や生活環境、体格によっても違いがあります。

基礎代謝は、熱い時よりも、寒い時の方が高い傾向があります。

ですから、暖かい熱帯地方に住んでいる人は低く、極地の寒冷地に住んでいる人は高いというわけです。

また、日本では四季の変化がありますが、熱い夏よりも寒い冬の方が基礎代謝は高いのです。

熱い夏に夏バテをして食欲が落ちても、それほど体重は減っていなかったことってありませんか?一方、寒い冬になって食べる量が増えても、それほど体重は増えてないこともありますよね。これは、夏よりも寒い冬の方が基礎代謝が高いためです。

気温が低い所では、基礎代謝量は体温を維持するために上がります。

ダイエットを考えている人は、冬でも薄着を心がけた方が基礎代謝が上がることが期待できますよ。

体格による違いもあります。

日頃から運動をしていて筋肉の多い人は、寒い時に基礎代謝が働いてエネルギーを消費して体温を保とうとします。

それに対し、動くのが好きではなく筋肉が少ない人は、基礎代謝量が少ないために体に脂肪を蓄えることによって体温を保とうとします。

冬になると太りやすい、という人は、基礎代謝が少ない場合が多いのです。

体を動かしやすい秋に筋肉量を増やしておき、冬に備えて太りにくい体にしておきましょう。

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基礎代謝アップの「利点」とは?

「基礎代謝量」とは、生きるために必要最低限のエネルギー量のことを指します。

つまり、それは「安静にしている時」「寝ている時」でも消費されていくカロリーのことなのです。

これはダイエットをする人にとって大事なポイントであるとも言えます。

なぜなら、当然「基礎代謝量」を高めると消費エネルギーが増えるので太りにくい体を作ることができるからです。

そして他にも「利点」はいろいろとあります。

美容の面から見ても、良い効果が期待できそうです。

「基礎代謝量」が増えると全身の細胞に頻繁に「酸素」「栄養素」が運ばれます。

つまり、そうすることで新陳代謝が活発になるので、全身の細胞が若々しくなり、細胞が若返ります。

「肌のつや」「ハリ」、「髪の毛のつや」にも影響が出て美しくなれるのです!

また、「利点」は見た目の美しさへの影響だけではありません。

細胞が若返る、ということはつまり、臓器を形成している細胞も若返る・・・ということを意味します。

「内臓」そのものの働きもよくなる・・・というわけなのです。

内臓の働きが良くなると、内臓脂肪がよく燃焼されるようになります。

見た目は細くても内蔵脂肪が多い隠れ肥満が多いと言われている昨今ですが、内臓脂肪が多いとコレステロール値が高くなり、中性脂肪が増えてドロドロ血になったりと、様々な病気の原因となってしまいます。

「基礎代謝量」をアップさせて、内臓脂肪を燃焼し、健康的なダイエットを目指しましょう!

便通も良くなって利尿効果も高まるし、体の中から外から綺麗になれますよ。

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